整骨院とは
整骨院は、骨格や筋肉、関節、軟部組織などの運動器へアプローチし、身体の機能障害を改善する治療を行う施術所になります。医療機関ではありません。主に、外傷やスポーツ障害、骨折、脱臼、捻挫、肩こり、腰痛などの症状に対して、手技療法や運動療法、電気治療、マッサージなどの治療を行います。
整骨院は、整形外科とは異なり、手術を行わずに施術(非観血的療法)を行うことが特徴です。また、施術にあたっては、患者さんの症状や病歴、身体の機能について詳しく聞き取り、適切な施術方法を選択することが重要です。
どんな時に通院すればいいのか?
整形外科に通う理由は、骨や関節、筋肉などに関する病気や怪我がある場合に、適切な治療を受けるためです。整形外科は、手術や投薬などの治療を行うことができ、検査や診断にも精通しています。X線検査やCT、MRIなどの画像診断を行うことができるので原因の特定に適しております。痛みは不調の原因が大きな病気などの時もありますので、まずは整形外科の受診をおすすめしております。
整骨院では様々な施術を行っております。それはオリジナルなことも多くあります。そして時間的にも遅くまで診療している場合や土曜日、日曜日も診療しおります院もあります。その中で、患者さん自身がしっかりと身体を治療できる選択肢の1つとして整骨院がありますので、お気軽に整骨院に通院してもらうことがいいです。
柔道整復師とは
整骨院は、日本の国家資格である「柔道整復師」が治療を行います。柔道整復師は3年間の専門学校で学び、国家試験に合格することで取得できます。
柔道整復師になるためには。
柔道整復師専門学校に入学する
- 柔道整復師になるには、まず柔道整復師専門学校に入学する必要があります。入学資格は高等学校卒業以上で、入学試験があります。
専門学校で3年間の学科・実技を修了する
- 柔道整復師専門学校では、3年間の学科・実技を修了する必要があります。主な科目としては、解剖学・生理学、疾患学、手技療法、運動療法、理学療法などがあります。
国家試験に合格する
- 専門学校を卒業した後、国家試験に合格することが必要です。国家試験は、理論試験と実技試験で構成されており、両方に合格することが必要です。
柔道整復師免許を取得する
- 国家試験に合格した後、柔道整復師の免許を取得することができます。免許を取得することで、柔道整復師としての活動ができるようになります。
この様に専門的に身体の事などを学び、国家試験を受けておりますので、保険診療が使える施術所として整骨院があります。
整骨院と接骨院は同じです。どちらも同じ柔道整復師が施術を行う施術所になります。他にほねつぎとも言われています